遠距離ポスターぐらいの存在で。


 触れられそうで触れられないもの。


 私の周りでは面白いぐらいにBiSが流行っていて、メンバーの入れ替わりを経てさらに人気が出ている感があるほど。個人的には流れてくる「チェキ」がどうにも慣れなくてこれはどういう心理状態なのだろう、と簡単に考えてみたのです。
 すると、ファンとメンバーとの距離感、という答えに行き着きました。握手会に行っている手前、「距離感」などと偉そうに言う事もできないのですが(ましてや48グループにも写メ会が少なからず存在します)アイドルと写真を撮っている感の少なさに、面白みを感じる事ができるかどうかで一つ応援できるかの分岐点になっているようです。
 これは自分の理想像でもあるのですが、やはり芸能人たるもの別格であって欲しいし、すぐ神格化したがる性格なので。「あそこに行けば会える」というのは奈良の大仏と同じ安心感がありますし、かといって抱きついて写真撮ったりしませんからね。むしろ単体で撮りたいぐらい。これは極論ですが…


 楽しい以上の印象の強さをいつも感じていたい者の言葉でした。