東京女子流＠武道館公演。

　武道館でも、そのスタイルを崩さない、TGSの所以です。

　TIFでそのかっこよさに衝撃を受けてから、やっとワンマンライブまでたどりつけました。武道館公演というと、どうしても私の信仰上、「夢の武道館」とか「あの神公演」といった類いのタグが付くのですが、東京女子流に関してはこれらのタグはふさわしくないですね。誠実にステップを制覇し、また一段と大きな箱で出来た。まだあんなに若いのに、多数の観客の前でできたことだけで騒がないのは、彼女たちが大人なのか…　いまでも不思議な存在です。
　思っていた程の空席祭りというわけでもなく、ステージがやや前方に張り出しているかなというぐらい。飾り付けはあくまで質素、衣装も特段輝かしい物ではなかった。それでも寂しいとは感じなかったし、レーザーは使っていなかったけれど、照明は上手だったので見劣りしなかった。武道館の音響特性か何か分かりませんが、バックのバンドばかり前にでてきて、声が良く聞こえなかった。Perfumeだと声量もPA側で自在に操れるのであまり気にならなかったのかもしれません。

　曲も知らない、振り付けもしらない、という状況で参加したので特段内容については言及できない。ファンはライブ中フリコピするんだなぁとか基本的に声を出すコール部分でも声量大きくないんだなぁとか、そんな自分の現場との違いを楽しんだり、うちにも取り入れられるところがないか考えていました。普段、ライブ中は仕事のこと考えていることが多いのですが、女子流に関しては一生懸命見てたので、こんなに集中したライブは久しぶりかもしれない。疲れました。それだけ、エネルギーが発散できた空間という意味で、今日は大成功だったと思います。

　武道館単独公演女子グループ最年少記録更新おめでとう！