意外にいいよね。


 もう少しだけ、夏と冬に挟まれた秋を楽しませてください。


 以前、NHKEXILEのHIROさん、小林武史さん、秋元先生で対談した番組があったのは、このブログでも取り上げたと思います。そこで秋元先生が言ってた「意外にいいよね、って褒め言葉が好き」という発言を聴いて、見覚えがあるなと思っていたら、「別冊カドカワ」の秋元康特集でも何回か言っていました。
 そんな言葉を思い出して、もう一度「風は吹いている」の歌詞を眺めてみた。多分AKBは若者向けに全て作っているから(実際にお金を落とす人は親ぐらいの年齢にしても、メンバー向けという面もある)復興支援ソングという名の自己啓発を目指しているんだろう。自分も含めていま若者に感じる自己否定から自己愛につなげるプロセスの中で「苦しくとも将来を見つめる自分はカッコイイ」という感情は大事。震災や放射能、不景気と追いつめられた感(演出も含む)のある現代を生き延びる若者達は、バブル期を生きてきた大人とは違うんだ、というストーリーにピッタリの歌詞。もちろんメンバーのなかにも自己否定の強い人はいて、そういう人たちを強める意味もあるだろう。
 アイドルが担えるのは夢を与える部分。アーティストが歌う直接的な表現には鬱陶しさを感じていた人にも共感し夢を一緒に見てもらわなくてはいけない。そんなとき、「意外にいいよね」という言葉が出てくるのかな。


 明日の今頃、丁度新型iPhoneの発表中でしょう。どうやらauはメールや電波の問題を棚上げして、とにかく顧客獲得すべく年内に発売するよう。2種類のiPhoneが出て、スペックの低い方をauが出すのでは?なんていう説もありましたが、これでSoftBankと同等の機種で勝負する事が分かりましたね。将来的なキャリアメールの対応を明らかにすれば、auに乗り換えようというユーザーも少なくないはず。是非ともソフトバンクと同日発売で盛り上げて欲しいものです。私も考えます。
 いろんなリーク情報のなか、どれが正しいのか…全ては24時間後に。年に一度のお楽しみがやってきました。残り少ないiPhone4ライフを楽しめる発表となりますように。