誰が正義なのだろう。


 休みで時間があっても、雑誌を読まないこの性格。


 このところ、また彼氏が(いた|いる)問題が多く感じられる。訴えられている問題がどこまで真実かは別としても、そのアイドル本人には少なからずダメージがあるわけで、この誰も得しない盛り上がりを淡々と見ていると気が滅入ってしまう。
 基本的に過去の判例(というか処分の事例)を参考にして物事が進めば騒ぎにもならないのだろうけれども、ちょっとでもそこから外れると「どうして今回だけ」という声が大きくなり、本来の問題から逸れた議論が(一部のファンたちの間で)なされる様子。これがアイドルっぽいところですよね。本人がどうしてその問題を隠し通せなかったのかとか、なぜいま解明されなくてはならなかったのかという事より、処分うんぬんのほうが盛り上がる。普段「超絶可愛い」とか言っている割には、結局は運営というフィルターを通してしか見れないのかな。
 過去の事例に従わないと、先達が浮かばれない、という考え方はよくわかります。そう言ってる人たちって、果たして誰のファンなんだろう?と思う。過去に削除されたメンバーのファンだったら、なんでその子を恨まずに運営を恨むのだろう。迷惑の程度は事例ごとに違うし、判断の仕方も時代やグループ内での位置などによって異なって当然だと思うんです。「推されている子」がいるのと同じように。(結局はプラス方向だろうとマイナス方向だろうと運営は叩かれる運命にある、と。)ネット上に書かれているような噂は(運営の仕事が相当まぬけでない限り)しかるべき方の耳に入るだろうし、彼らも芸能界のプロとして、なにより本人から事情を聞けるという絶対的に有利な立場を利用して事態を把握している事でしょう。その事に関して文句をつけるというのは、なかなか勝ち目のない行為だと思うのですが、やはり意義はあるのでしょうか。
 秋元先生は恋愛禁止について「ゆるい掟」とテレビの中で最近発言していましたが、戸賀崎支配人のTwitterコメントも含め、全体的に方向性が変わりつつあるのかもしれません。運営が勝手な事をやっているとファンは離れるのだろうけれども、それ以上にこのグループは大きい。いろいろ軌道修正するのなら今のうちかな、と思うとこの件以外にも(旧来のファンが)我慢を強いられることも出てきそうですね。


 ここまで、私の意見でした。昔のメンバーへの思い入れが強くないので、きっとこう思わない人が大多数であることは理解しています。ファンっぽい事を普段日記に書いていますが、過去も現在も不祥事を起こした人は処分されようとされなかろうとそれなりの道を歩むだけ、と思っています。そのアイドルがどれだけ死ぬ気でやっていてもそこは芸能界、悔しい思いをすることもあるでしょう。若い人たちに求めるのは酷ですが、強くあって欲しいなと思います。その点で、私はいつもエールを送っている訳です。
 ファン同士の競争心まで上手く利用されている事を心に留めて、ファン活動をしていきたいものですね。