西武ドームの感動の裏で。


 二つは追えないって、分かってたはずなのに。


 Twitterにフォロー/リムーブという機能があるにせよ、最近申し訳ないなと思えてしょうがない。Perfumeに特段の動きがない限り、つまらないことかAKBグループの話しかしていないと思う。クラスタの中ではももクロとか東京女子流とかぱすぽ☆が最近のHOTワード。ももクロはともかく他のものには手をつけるつもりはなくて、目が勝手に情報を飛ばしてしまっている。実際にあっていたり、それなりに付き合いがあるとフォローを外そうとは思わないんだけど、きっと向こうもAKBなんて、と思っていてスルーされているのかと思うと、これは一体なんのつながりなんだ…と思ったりする。純粋にPerfumeの事だけ追っている(もしくはそれしかつぶやかない)人に取っては、最近のTLは苦痛なんだろうなぁと思い、さらに忍びない。いくら自分の作るTLとはいえ…である。
 もう単純に「Perfumeの活動がないから」という理由だけではなくなってしまったいまの潮流。アルバムが発表されようがツアーが始まろうが、濃度の問題だけで根本は変わらない。多分自分がそうだと思うから。こうやって人々の関心事は移り変わるのか、という部分を見てしまい、実際に体験してしまった。楽しいけれど寂しい。
 AKBの西武ドームコンサートで「言い訳Maybe」っていう曲目がありまして。自分が好きになってから割と日が浅くて、徐々に聞いていた頃の曲なんです。その曲を披露してくれてすごく嬉しくて。あの頃ちょろちょろ聞いていた曲が、こんな大きなドームで聞けるとは、そして自分がそこに参加してるとは、ってね。涙ぐみながら、遂にこういう感情になるまで来てしまったかと不安を感じたりもした。Perfumeとは違う感動を見つけてしまったのか…と。


 離脱という言葉にはいまでも敏感に反応してしまう。絶対違うと言える。でもそんな事を考える事自体、心の余裕のなさを露呈しているのかもね。アイドルは宗教。二つの神には仕えられません。