揺れない上空でのドラマです。


 今日は珍しく飛行機の話をしよう。


 3月11日の地震の日、私はもちろん空港にいてそれはそれは大変だったんだけれども、空を飛んでるパイロット達はある種恐怖感も感じていたかもしれない。はてなブックマークのエントリーでも成田着の国際線のパイロットの手記が話題になっていた。( http://labaq.com/archives/51640449.html 上空の緊迫感が伝わってくるので是非)東北はもちろんのこと、成田や羽田といった日本の主要空港がどちらも地震後閉鎖していたから。
 では上空ではどういう動きをしていたのか?っていう話を先日友人にしたら、少し興味を持っていただけたみたいなので、その時に紹介したサイトをここにも記しておこうと思う。


羽田空港東京国際空港)飛行コースホームページ
https://www.franomo.mlit.go.jp/


 簡単な会員登録が必要なものの、一旦登録すれば、過去1ヶ月間のデータを日時指定して自由に取り出す事ができる。東京湾周辺の騒音計の数値も記録されているので、「今日は飛行機がうるさいな」と感じた時に、翌日その時間の検索をかければ理由がはっきりする。朝夕のラッシュ時を眺めれば、どれだけこの空域が混雑していて、北から南から来る飛行機を上手に整列させているかがわかる。
 とまぁ好きな人しかグッと来ないと思いますが、地震のときのものはYouTubeにアップされているので、目を通してみるとあの時の混乱が少しお分かりいただけると思う。電車と違って止まったとは放送されず、「羽田空港の滑走路が閉鎖」とだけ紹介されるのだけど、その閉鎖の意味がどれほど思いかを感じていただけると思います。