尊敬と親密は同居できる。


 尊敬と親密が相反するかってこと。


 尊敬:その人の人格をとうといものと認めてうやまうこと。その人の行為・業績などをすぐれたものと認めて、その人をうやまうこと。
 親密:互いの交際の深いこと。きわめて仲のよいこと。また、そのさま。


 辞書(デジタル大辞泉より)を引いたら分かるかと思ったけど、分かるようで分からない。敬うってなんだろう?
 

 敬う:相手を尊んで、礼を尽くす。尊敬する。


 尊ぶって… キリがないね。それにどれも自分の今までの認識で合っている。つまり、この二つは相反しないと思うんだ。というより、別の次元の話。尊敬できる人に近づこうと思えば可能だし、もちろん仲が良くなることも努力次第。逆を言えば、浅い付き合いしかできないなーというのは、相手というより自分に問題があると考えた方がいい。自分の仲良くなろう、親密になろうという努力が足りない結果、交際が深まらないのである。
 「自分はちょっと違うので」っていう前提が良くない。人から敬われる事は素敵だし、そういう行動ができる人を常々見習いたいと思っている。しかし、それを前面に出してしまうと実に近づきがたい人間になってしまう。例えば、会社の社長さんに近付き難い(場合が多い)ように。その機会損失に注目する人も昨今多いが、個人レベルでも良く見直したい。自分から壁を作ってはいないだろうか?譲歩したり歩み寄れる部分を見逃さないようにしたい。受け入れがたい事もあろうが、広く門戸を開けていたい。実際自分の奥深くまでいれるかは、また次に考えればいいステップ。
 自分の考えを大切にするのも怠ってはいけない。それは押し付けるのと違うという事も忘れてはいけない。誰からも好かれる人、一回なったら面白いのかもね。