ありがたみを言葉にするファン。


 週末の朝からマックに来る家族。


 何かのファンで「良かったなぁ」と感じる瞬間と「やってなきゃよかった」と感じる時間と。皆さんどちらのが長いのでしょう?きっと前者を感じるタイミングが多いから何かしらのファンを続けているのだと思慮します。「自分が最も幸せな時間」っていうのを好きなもの・こと ごとに設定し明確にしておくと、長続きしそう。


 例えば私のPerfumeに対する場合。新曲が出た時を除いて平日に音楽を積極的に聞く性格ではありませんので、休日のゆっくりしている時間に聴くPerfumeが最高だと思っています。それはPerfumeを楽しむということの位置づけが自由や開放の象徴だから。休日を自由に過ごすことができ、とりわけ好きな音楽を聴くという権利を行使できているのは、人権がある国に生まれたことに感謝するタイミングにもなるし、まして外国にいたらこんな近くで応援できなかったので日本人であることに誇りを持てます。


 このように人の「好き」にはたくさんの背景が(本人は気づかずとも)隠れているのだけれども、よく認識した上で行動しているかどうかというのはファン生活を続けていると大きな違いとなることでしょう。Perfumeファンの人達を何年も見続けているけれど(応援の形はすべて正しいという前提で)進む方向性が違ってるなと実感します。そういう仲間を一人またひとりと失ってしまうのは悲しいことだけれども、それもまた人生か。などと納得させるのが大人でしょうか。


 ありがたみ。言葉にしてみよう。