天に薄い布と書いて曇り。


 いつかこの雨を集める時が来るでしょうか。


 悲壮感漂わせるのが大好きな人間なので、仕事が忙しいと「あと1ヶ月の余命となったら何をしようかな」などと考えるのです。多くの人は家族と共に過ごす、みたいな模範解答をするのでしょうし、ドラマでもそう描かれる訳ですが。
 数十年後のことは置いておいて、いまその身に置かれたらの話ですよ。旅行するだろうなと、考えていました。死に行く命にエクスペリエンスも何もあったものではないのだろうけど、趣味の写真を撮り続けて、全国の知り合いの皆様に会う旅。死んだ後は覚えていて欲しいなんて思わないけれど、そう言葉にも出して欲しくない、せめて生きている限りは…と考えてしまうのが自殺との差でしょう。
 こう考えてると、あ、やっぱり自ら断つという選択肢はないなと思えるので、明日も仕事を頑張れそう。こんな消極的な方法で毎日生き延びているのでした。


 今日は余談中の余談でした。まだ機種変後のnanacoポイントの移行体験について書いた方が有益でしたね!