選挙直前みんな必死でみんないい。
まどわしまどわされる空間こそ娯楽では。
深夜にNHKで昨年の選抜総選挙の映像を再放送していた。数曲の曲披露からの64位からの一人一人にスピーチ。状況が変わりたくさんの卒業者が映る映像をこうして1年後に見る景色はどうだ？とNHKから問われている気がして。それでも、深夜枠とはいえBSプレミアムで再放送できる環境に日本がまだある事には各自感謝せねばなるまい。
緊張の場面でのコメントには嘘が少なく、未来を語った多くのメンバーがそこでの公約ともとれるスピーチ通りに行動し、1年間過ごしていると思う。いま考えれば卒業を十分に視野に入れていたメンバー達のスピーチはそれを感じさせる物があったので、後付け論で恐縮だが卒業発表は誰しも寝耳に水とは叫べない立場にあると思う。
また一つ、松井玲奈さんが良い文章をweb上に残しているので、埋もれないようにここに残しておきます。
2013-06-02 00:00:51
れな(きもち・ω・ちゃん)
（略）
そして、総選挙。
今日「ちっぽけな自分一人が応援してもなにも変わらないかもしれないけど、応援してる」といわれました。
私は応援してくださるみなさんをちっぽけだなんて思った事はありません。
ひとりひとりがとても大切だし、ひとりひとりが集まって大きなパワーになる事も知っています。
ステージの私達と一緒に笑ってくれたり、泣いてくれたり、喜んでくれたり。
それはとても力強いエネルギーを持っているし、頼もしく感じます。
（略）
今年はどうなるかはまだ誰にもわかりません。
私が目指すのはトップです。
結果はそうじゃなかったとして、そこでなにか言われるかもしれません。
でもそんな事を怖がってみなさんと、自分に嘘をつくのはやめたいんです。
目標は高く。
かけっこも自分より脚の速い人と競う方が速く走れるっていいますし。笑
そう、自分の脚の速さは自分でよくわかっているつもりです。ちょうど一週間前。
今の私の正直な気持ち。
前段でファンに対しての感謝を示しながらも、「自分の脚の速さは自分でよくわかっている」という言葉。メンバーなら誰しも言いたくなってしまうヒトコトではないだろうか。アイドルとて意思ある人間。お金を出せばそれだけ意見できる株とは違う。頑張っているのは投票している自分だけではないのだ。むしろ、対象が存在しなければ投票さえできない、という感謝を忘れないように。
明日は総選挙直前の握手会。ファンならば尊厳を認めた会話に努めたいですね。
私は行きませんが！
