映画館が未来のミュージアムに。


 見るべき映像でした。



 詳細はナタリーが語ってくれているので、個人的な雑感を。
 当初、ライブビューイングというイベント自体にあまり期待を抱いていなかった。なにしろ「見逃した君たちへ」で結構な数見ているし、その時は毎回寝ているぐらいだったから。個人的に「ライブを見ながら安らかに寝たい」という願望があって、ライブビューイングはそれを満たすのに適切だったんですよね。だから今回も座ってゆっくりしているうちにうとうとしちゃうかな、って思ってた。


 とんでもない


 やっぱり自分の中にはPerfumeに対して特別な粒子が存在しているんだなと感じた。スタンディングではないものの、着席でうでを振り、声をだすところでは出してた。そう自然に。周りのお客さんがどうとかほとんど気にならなかったぐらいに集中していた。あとから振り返れば、周りも同じようなノリ方をしていたので、この会場は私にとってベストだったのかも。そんな環境の良さも手伝って、個人的に大絶賛イベントとなりました。
 公演自体も、これは本当に海外か!?と思わせるほどホームで。シンガポールのお客さんすごいなーと思った。日本もホームとして負けてられないと。完全に愛で圧倒された。愛するってすごい、好きって強力。MY COLORで、手のひらが本当に世界と(シンガポール&台湾&全国)とつながった瞬間が最高潮だった。Perfumeを基準点として世界にいつの間にか広がっていたネットワークを、やっと目にすることができた。これはTwitterやその他SNSで海外の人と交流するだけでは実感できていなかったポイントだったので、個人的に収穫。大げさに言えば「本当にいたんだ、Perfumeファン」といったところ。


 2013年のPerfumeは、どうやらドラえもんとのコラボレーションがひとつのキーポイントとなるようです。斜め上過ぎて、まだ適切なコメントを用意できないほど。概ね「良い選択」という声が多い今回の発表。氷結さんやピュレグミさんは今後もスポンサーを続けてくれるのか…?まだドキドキは続きそうですね。