電子書籍は音楽配信のようになれるか。


電車で新聞を読む人を見ながら、小さい新聞って流行らないよねと思ったり。


さて本日はAmazon Kindleの発売日。楽天Koboがいろんな意味で電子リーダーの広告塔になってくれたので、人に説明するのも楽ですね。そもそも電子書籍知らない人があまりいないかも。それほどまでに下地は整えられてる。
とはいえ今回のKindleとて売り上げを安心して見ていることはできない。それは音楽配信と似ているからかな。「音楽」「書籍」共にジャンルの幅が広すぎてとてもカバーしきれない。
音楽は幸いなことに「着メロ」が課金文化を広げてくれていた。今だってあらゆる層に受けているとは言わないけど、それは音質やDRMゆえで、文化そのものに抵抗は薄れてきていると言っていい。住み分けが完了している。
書籍に関しても、携帯で文字を見る行為は国民のほとんどが体験しているはず。そのエクスペリエンスが経験上満足できないものという印象が強いのだろう、特に読書量が多い層には。Amazonとてこの問題はほぼ解決できずにリリースしてる。「読みやすい」よりも「買いやすい」をどうしたら広げられるか、今後のリアル書店との取り組みが楽しみ、と言ったところである。根底に潜む若者の活字離れを引き継いでしまうことになるのか。


発注出遅れたのでまだ届きません。


written by iHatenaSync