帰ってくるポイントを見つけよう。


 握手会の夜、仕事の日の朝。


 SKE48 10thシングル「キスだって左利き」個別握手会@幕張メッセ に参加してきました。今日はレポじゃないよ。

 第5部で意図せず鍵開けになった。開始時間、レーンの位置からして、ほぼ全員が前を歩いた。それぞれに話しながら歩くメンバーたち。キャッキャしながらも、なんだろう、勤労に向かう姿を見た。スリッパを履いてサッサッサと音を立てながら自分のレーンに向かう戦士たち。期待している人のために向かう姿とはいえ、足取りは決して軽いわけではないだろう。プロだなと思ったり、今を生きる若者たちがこんな状況でいいのだろうか?などと心配になった。これが夢への道、また夢なのか。疑問だらけ。


 という話をTwitterでしたら「工場で流れ作業やってるおばちゃん達のお昼休憩明けの情景」という言葉が返ってきた。なるほど、確かに近いものを感じる。流れてくる品物はすべてオーダーメードで一つ一つ手作業だし、そのうえ品質管理が求められて。彼女たちがいい作品に出会える確率は…?
 ここで申し訳ないから行くのをやめよう、と思うのは簡単なんだけど、それって偽善かもしれない。目を背けても現実は存在し続けるだけだし、とはいえ制度を利用すれば推進に繋がるし。どうしたらいいでしょう。でもきっと2週間後には忘れて、また意気揚々と出かけることでしょう。メンバーもそれぐらいライトに考えていてくれているといいな。


 今日はいい一日でした。おやあきすん。