ロコドルなんて呼ばないで。


 休みも休み休み消化。


 アイドルを推す時に、最初から安心安全なメンバーを好きになってしまうのはかえって危険なのだろうか。それだけしきい値も低いので、決して推してなくても他のアイドルのスキャンダルが気になってしまうし、それこそ自分の応援している人に何かあれば許すのは難しそうだ。それよりかは、人気メンバーとか、それなりに問題を乗り越えてきた人を応援した方が人として得る物も多いかもしれない。推しから学ぶ、というケースは多々あるけれども、すぐに許せない、受け入れられないとなってしまっては人生もちょっと損してしまうかも。過去や現在の騒動含めて好きになれたら、もうちょっと世の中も広い見方で眺められるのかな、なんて思った次第。なんとなく自分がそんな気がするので。


 誰がロコドルなんていう枠を作ったのか知らないけど、売れないことの言い訳(正当化)にしか使ってなさそうなグループもありそうで、誰得なのだ、と。SKE48が地元名古屋に根付いていない、というご意見は多分前々からあっただろうし、ある程度売れてしかもスケジュール的に東京での仕事も多くなってしまった現在、さらに議論する機会も増えているように感じる。地方に分離しておいておくメリットって、首都圏への対抗意識とか地元企業への売り込みのしやすさ、衰退した後の受け皿確保ぐらいしか思いつかない。とはいえ東京で失敗したから舞い戻って地元で活躍、なんていう甘いストーリーが待っているとも思えず、その頃にはさっさとブーム終われと思っている私からしたらいわゆる「支店」という呼び方が一番しっくり来る。あくまで従業員の雇用創出というだけのこと。地元企業とのつながりは今取っておかないと今後増えるなんて考えられない。だから、SKEやNMBやHKTをロコドルという枠で考える事自体に反対です。
 本当の意味でのロコドルは地元経済と一体化し栄枯盛衰するものだろう。伝統芸能みたいに残るのもいいんじゃない。劇場が生き残れば…なんていう考えは現状の卒業システムでは無理です。


 という批判を残して、ローカルアイドルの一角、Negiccoを新潟まで見に行くのが私です。