夢に夢を抱く。

 窓を開けられない夜がやってきました。


 毎日通勤電車で仕事に行く。寝不足の体を叩き起こして。電車の中の皆さんはどんな気持ちで会社に向かっているのだろう。意気揚々と今日のタスクに目を輝かせているのだろうか。
 若者の離職率の高さは常々問題になっていますが、本当に人ごとではないと最近感じます。ある朝突然「もう会社行くのやめよう」となる人が出てもおかしくない。就職難で希望する業界や仕事に就けなかったなら、なおさらそのハードルは低くなるのではないでしょうか。自分より上の年齢層が厚く、昇進のタイミングが遅かったり、逆に下の代の採用が少なくていつまでも細々とした仕事をしなくてはならなかったり。若者を取り巻く労働環境が変化している事を十分に加味しなければならないですね。
 もちろん、若者の側にだって問題はあるでしょう。全員が当てはまる訳ではないけれど、傾向として上記のようなパターンになる確率が高くなっているという認識。大学卒業から40年近く働くという重みは、ある日突然襲ってくるのです。


 だからこそ、夢を叶える土台を整える仕事に光を感じてしまうのかな。