いつか見た夢のように描いてきた長い道。


 CDTVを生で見ていない時点でデータ班としてアレ。


 Perfumeのグローバルサイト( http://www.perfume-global.com/ )がすごい人気だけれども。Twitterとの連携が目玉なので、パフュクラで流行っているのは当然なんですけどね。いまいちこの楽しさがわからずに今日まで過ごしている。
 最近のPerfumeは、というより東京ドーム公演以来、加速度的に芸術路線を追求している。「Perfumeの掟」もすごい技術の結集であり、その中に人間(3人)が介在しても違和感なく仕上がっているのは素晴らしいの一言なんだけれども、さすがに自分のような意識の低い人間が理解できるのはあの程度。JPNツアーとか、今回のサイトもこの流れをしっかり引き継いでいて、さらにパワーアップしているけれども、残念ながらフォローしきれなくなってしまった感がある、故にグローバルサイトの面白みも理解できないのかな、と解釈している。皆はどうなのだろうか。(あれだけつぶやきが多いとその有効性や先進性に惹かれていると解釈していいのか)


 Perfumeといえば、見かけや人柄との音楽や映像のギャップがあるのが初見キラーポイントの一つだと思うのだけど、初期〜成長期はそれが中田ヤスタカを中心とした音楽であったのに対し、成熟期(東京ドーム以降)は映像(視覚)に重点が移されているように感じる。もちろんそれまでのツアーでも素晴らしい照明やレーザー効果が用いられた事は把握しているが、技術面もさることながら意識の中で優先度が上がっていると思う、ファンもメンバーも。
 何度も言うように、これは「すごい」ことなんだけどね。なんとなく中田ヤスタカが昔のような曲を書かなくなったり、ヤスタカ離れが心配されるようになるのもわかる。じゃあ実際に重点を移動させたあと日本国内で彼女たちは成り立つのか?という疑問。そしてこのタイミングで世界進出への布石。Perfumeは目標のためのユニットであってほしいのだけれども。


 遠回しにめんどくさく書いているけどね。つまり今後追いづらくなるし自分も追えなくなると思うから。それは3人が「心は離れないよ」と「本当に」思っていたとしてもやってくる。あの3人がなぜここまで売れたのか?この単純で基礎的な疑問に答えを見いだせないまま2年ぐらいファンやっているから、せめてその答えは見つけたい。(売れない訳はない技術があることは理解)


 総合エンターテイメントとしての要素を深めるなら私はじきに追えなくなります、というお話でした。