ぐぐるたすにさらなるぷらすわんを。


 昨日はPerfumeの事だけ…と言っていたが、もはやGoogle+を話題にしないのは背信行為とさえ感じるレベル。


 というわけで、総合プロデューサー秋元康先生の突然の本格参戦により一気に盛り上がった感のあるGoogle+(通称ぐぐるたす)元々メンバー同士がお互いにコメントしあうというブログにはない楽しみ方を覚えてきたところでの登場で、実にタイミングがいいのは天性というものか。
 様々な企画を打ち立て「業務連絡」と称し担当者に伝えるその手法は、ソフトバンク孫社長のようだ。孫さんがそうであるように、秋元先生も事前の構想の上に発言していると捉えるのが自然だと思われるが、ファンにとってはあまりにも突拍子もない発言がつづくだけにそのワンマンぷりに不審感を抱くのも無理ないだろう。ネタとして楽しんでいるうちはいいけれど、だんだんメンバーも本気になってそれに乗っかったりしているので(特に選抜総選挙では順位の低いメンバーが)後のち「嘘でした」となった時のファンからの圧力は目に見えている。なのでここは有言実行されることを強く秋元氏にはオススメしたい(願望含んでます)
 冗談はさておき、超選抜と呼ばれる忙しくて更新する暇がないメンバーより、ある程度時間の自由が利くメンバーが目立つシステム=同一ストリーム上に置く というのがこんなにも楽しい事だとは。嫌なら見ないようにメンバーを指定できる制度もいい。通常なら人数の多さは格差を生み、発言の場も減るというイメージだが、フラットな条件で(年齢制限はあれど)戦える場を用意するとメンバーに新たな努力や実力を身につけさせる事が出来る。これは一種の教育システムだと思っている。
 逆にファン側から見ても、よりメンバーを近くに感じる手段として、今までのサービスを捨てたくなるような出来。今は「AKB」というグループ自体に興味がある人が多く、握手も広く行われる傾向にあると思われるが、今後はより集中投資が増えるのではないか。そうなった時にどれだけファンの力を引き出せるかは、今のうちに積み上げておく関係性に大きく左右される。今回ブログの「物語性」を補完する「リアルタイム性」が加わったことにより、より3次元体験に近づいているのは、各種まとめブログの反響を見れば納得。


 …と、ここまで褒めてしまったが、このままでは秋元先生が飽きた時点でブームの一つは去ってしまう。次に新たな関係性を築ける作戦はあるだろうか…暇な時に考えてみよう。