マーケティングというとかっこいいけれど。


 これだけAKBだなんだと騒いでるから信じてもらえないでしょうけど、アイドル嫌い。

 
 今日のももクロ周辺を見てて思うんですが、ああ見えて(失礼)マーケティングしっかりできているんですよね。AKBに流れていないファンを確実につかめている。それは独特のノリであったりイベントの打ち方だったりするんだろうけど、雑多なアイドルとは一線を画しているのは確か。運営のやり方に適合できる人がファンになれるシステム。もちろん最後には本人達の魅力につなぎ止められているのだろうけど。「やり方は悪かったけど…ステージは最高だった!」という声を今日に限らず何回も聞いています。なんだかんだ、朝から並ばさせられたりするいまのやり方をみんな受け入れ、楽しんでいるように見えるんですよね。現場に出向いている訳ではないので、あくまでTwitter上での声ですが。
 さいたまスーパーアリーナを埋められたり、イベントにもすぐ人が集まるももクロはすごい。もし「支配人部屋」があるとしたら、今後どの程度のファン拡大を見込んでいるのか?と尋ねたい。48グループがイベントに変更を余儀なくされたように平均化していくのか、ある程度諦めて独自路線でいくのか。もし私だったら、AKBバブル崩壊に巻き込まれるのを防ぐ目的もあり後者ですけどね。


 全く人の事言えないけれど、もはやアイドルの名前が氾濫しすぎて気持ち悪いぐらいになってる。バブルがはじけようかというこの時期に出てくるアイドルがどんなシステムを構築するのかは興味があります。人間同士の商売のシステムを研究するのがやっぱり一番面白い。ただ往々にしてアイドル好きの方々からはそういった比較は嫌がられるのですけど…
 今年の年末、今年名前を知ったアイドルのまとめをしてもいいですね。中の人がいいとかそういうことじゃなくて、単純に売り方や運営の仕方をまとめる。ひいてはPerfumeに足りないところも見つける事ができるのではないか、と期待しています。そう、全ては「PerfumeがAKBに勝つには」から始まった事ですから!


 明日は国民の勤労に感謝しつつ、勤労から離れ余暇を楽しみます。紅葉してるといいな。