大矢真那さんの生誕祭。


 春の雨。ただし紅葉。


 11月6日はSKE48 チームS大矢真那さんのお誕生日でした。先日のS3rd公演で生誕祭が(平松さんと同時に)行われたので、ちょっとばかり彼女の魅力について触れておきたいと思います。まずは生誕祭の動画から。


 選抜総選挙では「感謝と精進、真面目に前向きに」というキャッチフレーズを使っていた彼女。生誕祭でも感謝からスタート。SKE48を、とりわけ大矢真那という個人を応援している人があってこそステージに立っていられるという、初心を忘れない挨拶。ここまでは多くの人が言うかもしれない。けれど、彼女は20歳の自分を形作ってきたものに触れ、とりわけ今年前半の思いに影響を与えた大震災を踏まえての21歳だと語る。これを生誕祭で出してくるところが、違います。
 もはや名物ともなっている長文ブログ。最近は心配をかけないためか綺麗にまとまっている事も多いけれど、彼女自身、抱負として「心配をかけない」ということを挙げているので意識しているのでしょう。それでも「(水のないプールを挙げ)これからもじたばたしながら」と言ってしまうあたりいつまでも心配させる子ですが… きっとこういうギャップも惹かれる要素の一つだと(一般的には)思うのですが、それを地でいっているアイドルという点が特に推せます。ブログで頼り無さげなことを書いたり、いかにも無知ですよってアピールされるよりよっぽど。
 最後は「笑顔が一番」な大矢真那さん。地味で目立たないって言われながら、関東での露出の多いNMBメンバーやAKB研究生を抑えてのランクインにはちゃんと意味があるんだ。そのことは本人が一番わかっていて、来年すらどうなっているかわからない。だからこそ「3年間全く違う気持ちで生誕祭を迎えている」というコメントが出てくる。順位や選抜や様々な指標はあるけれど、まじめに取り組んでいるといいことあるよね、ってこちらが励まされるメンバーの一人です。


 実は面倒くさいのはファンのほう、というのは良く言われている事(笑)一語一句に反応してしまう性格は自分もそうです。だからこそ、真那さんファンは楽しいのかもしれないね。四六時中心配していれば、そりゃあいろいろフィードバックしたり、できることは協力したくなるじゃないですか。深みにはまらないようにしつつ、これからも応援します。