風は吹いている個別握手会@幕張メッセに行ってきました。


 2週間前、二度と来るまいと思った幕張メッセへ。1〜3ホールで「AKB48 風は吹いている 発売記念大握手会」でした。


 前回の反省もあって余裕を持って幕張メッセに到着。1−3ホールということで、裏側の駐車場に回されるだろうな〜と思っていましたが、誘導の通りに進んでいった。そしたら、8ホールの脇、つまり幕張メッセをぐるっと一週させられて、いつもの裏手駐車場へ。何対策かは分かりませんが、普通に歩いていると駅から15分コースでした。ファンたるもの、握手会に遅刻することがあったら卒業しなきゃいけないし、余裕の行動が大切ですね。
 さて、ホール内の混雑状況は、9-11ホールだった前回より多少良いか、という程度。前田敦子さんや大島優子さん、篠田麻里子さん松井玲奈さんといったそうそうたる方々の列が信じられない程伸びている以外は、いつも通りの握手会の風景のように見えました。さっそく44レーンに移動し、ちょこっと様子を見てから1回目の握手へ。


<第1部=横山由依

「ありがとうございます」
「おはようございます。今日の私服、さえちゃんぽいね。(隣のレーンが宮澤佐江さんだったので見えた)」
「そうですかー?(下を見ながら)ちょっとボーイッシュにしてみました。」
「いいね!私服は誰と買いに行くの?」
「いつも一人ですー。」
「そうなんだ。今日も一日頑張ってね。」
「はい、頑張ります。」
「またくるね」

 当たり障りのない会話に定評があります、のっどりです。私服に関しては結構危ない橋だったりするので今まで触れて来なかったのですが、今回は「これならいけるかな」というポイントがあったので言ってみました。それと、服を褒めるとメンバーが動いてくれるんじゃないかな、っていう狙いがあって、見事に(横山さん的に)気になっていたポイントを見てくれて感謝です。


<第2部=横山由依

「ありがとうございます。」
「由依ちゃんって、Perfumeの三人と話したことあるの?」
「(ちょっと考えてから)んー前にMJに出た時に挨拶程度ですけど…話したことがあります。」
「なるほどー。今月末にアルバムが出るんだけど、ぜひ咲子さんに借りて聞いてみてね。」
「あー咲子さんめっちゃ好きですよね。 」
「またねー。 」

 Perfumeについてはいつかは話さなければ…(パフュクラだし)って思っていて、次はいつ会えるか分からないしアルバム発売といういいタイミングだったので持ち出してみました。正直、歌手志望の彼女が好きなのはレミオロメンなので、Perfumeのような歌っていないアーティストは嫌いな部類に入るかなと思っていたんですが、名前を出した時の反応が悪くなく、というより良かったので安心してアルバム(JPN)をお勧めした次第です。握手しながらも「あ、あ〜ちゃんの対応が良かったのかなぁ。いい印象を持ってくれてるとお互いにいいな」なんて思ってしまい申し訳なかった。
 松井咲子さんがこちら側というのは先日の握手会で実証されましたので、名前を出しても平気だろうと思ったら思いのほか、横山さんの方から言ってくれて、咲子さんのPerfume好きはかなり浸透している事が分かりました。同じチームの人に宣伝してくれているのかな。プレゼントしても良いかなとも思うのですが、ここは咲子さんのファンならではのトーク付きで借りてもらった方が後々フォローもしやすいだろうということでのご提案でした。「これで聞いてくれる!」と思う程私も純粋じゃない訳ですが、記憶の片隅にでも残ってて咲子さんのオススメを数秒だけでも聞いてくれたら成功ですよね。ファンの影響なんてそんなものだし、それで十分。
 1回目に比べて短かったのは、横山さんが粘らずにやってたからかも。最後は腕まくりしながら話を聞いてたので、うむむ、怖いな…なんて思ってしまう。4、5回しか会ってないけれど、未だに何を話したら反応が変わるのか分からない。というより変わらないという事に自分が気づくべきかも。真面目に最後まで話は聞いてくれるし、こっちを見てるし、決して対応が悪いとは思えない。ただ無用な思わせぶりもしない、と言ったところか。本店メンバーはそれぐらいで十分かもね。これから荒波が待っている訳だし。すごい人ってのは良く伝わってくるので、行って損はないです。


<第3部=大矢真那

「ありがとうございますー。」
「21歳おめでとう!!」
「わーありがとうございます。」
「その靴いいねー。」
「え、本当ですか?2、3年前に買ったやつですよ。」
「全体的に爽やかでいいと思う!グッド。」
「ありがとうー。」
「あ、羽豆岬に入れるね!頑張れー」
「バイバイ 」

 21歳になって最初の握手会だったので、まずはお決まりのご挨拶から。向こうは覚えてくれていないと思うけれど、こちらは5、6回行ってかなり慣れたつもりなので、特に話す事も決めずに行きました。直前にあったサプライズ(後述)も影響して、考えるどころではなかった。それと、となりのレーンの高田志織さんが想像以上に素敵で、結構見とれていた。いや、しーたんはすごい。あの風貌であのしゃべり方。リア充じゃなきゃおかしいと思う人がまた一人。
 話が逸れてしまったけれど、彼女は女子力アップを見て欲しい、採点会だと前日のブログに書いていたので、あんまり褒められていなさそうな靴を褒めてみた。ファッションにはとても鈍感な私だけど、多分今日の私服にその靴は100満点ではないのはわかった。それでも褒めてみよう、というのがファン心理。横山さんの時と同じように、下見てくれたら違う角度から顔も見れるかなと思って。こちらも予想通り動いてくれてちょっと嬉しい。私服自体は後退はしていない感じだったので、多少寒そうな感じだったので「爽やか」という言葉を使用。もう少し自分に服のセンスがあれば…と思わずにはいられなかった。
 羽豆岬はとっさに出てきた言葉だったけど、今日のレポを見ているとチョコの行方と迷っているようで… でもまぁ、言ったからには入れないとね。とにかく、横山さん行ったあとに行くと妙に安心感があって… 一時期のすごい粘りはなくなってしまったけれど、それなりに(本店よりはずっと強く)向き合ってくれるので、やっぱり好きだなーって思って帰って来れる。一番幸せなパターンだと思います。彼女自身も「笑顔の行ったり来たり」と表現している訳だし、それ以上でもそれ以下でもない場を提供してくれているので、100点を差し上げたいと思います(僭越ながら)


大場美奈さんのコメントについて>
 前述の3部途中のサプライズについて書きたいと思います。
 突然のアナウンスのあと、壇上に立つ戸賀崎劇場支配人。チーム4キャプテン大場美奈の謹慎に触れ「どうしても彼女がファンの皆様に直接謝罪したいとのことですので、この場をお借りして」という紹介の後、大場美奈さんが壇上に登場。久々のみなるんに会場はどよめきとともに拍手と声援で出迎え。ここからはiPhoneで速記した内容をそのまま載せますね。

「このたびは、私が起こした問題で迷惑をかけてしまいすいませんでした。謹慎という中途半端な申し入れにより現実から逃げていた。AKBを離れていて、どれだけ自分が頼っていたか実感。私に取ってAKBが全て。辞めようかとも思った。そして今日、この場をお借りして皆さんに聞きたい事があります。言う資格はないが、ここにいる皆さんにお聞きしたい。来年から私をチーム4の一員として活動させて下さい。お願いします!」

 (多少の言い回しの違いはあると思われます、ご了承下さい)途中、言葉を詰まらせながら、紡ぐように上記の思いを伝えてくれた。強い「お願いします!」のあとの最敬礼が印象深い。秋色の服に身を包んだ彼女は、以前より少し小さく見えた。けれど、このような大きなところできちんと話してから活動再開につなげようと思ったその意識の高さは褒めるに値すると思うし、以前よりももっと大きな人間になって帰ってきてくれる事を確信。「研究生あがり」ではなく、完全に「チーム4の一員」になりたいと思って口から出た決意。
 彼女の謝罪とお願いの言葉に続き、戸賀崎支配人から、2012年1月から復帰することを是非を問いたいという旨の言葉があり、会場の拍手をもって承認された。再び最敬礼の大場さん。戻ってくる場所があるというのは、やっぱり良い事だよ。


 こんな経験は初めてだったので、どの握手よりも印象に残ってしまった大場さんのコメント。この後幕張メッセを離れ、オフの下見も兼ねてさいたまスーパーアリーナに向かった自分にまたしても降り掛かるサプライズ。この続きは、明日書こうと思います。