SDN48卒業報道について。


 選択と集中。集中力が足りないよー


 SDN48が今年度限り、2012年3月31日をもって全員卒業するとの報。
 先だって発売されたシングルは売上も(以前に比べれば)順調だった。最近のアイドルブームにあやかろうというテレビ番組にもSDNとして出演していたので、TLでも「せっかく認知度が上がってきたのになぜ?」という声が。AKBに興味ない人が言うのだから、どうしてもAKBの二番煎じ感がある系列グループの露出ラッシュは、あながち失敗ではなかったと思う。
 SDNというグループがどうして発足したのか良く知らないのですが、AKBの卒業生が在籍している事を考えると、受け皿として利用したかった、という面を否定する事はできないでしょう。もしかしたら、当初の予定よりAKB在籍年数が長くなっているのかもしれない。主要メンバーが女優やモデルとして活躍するとき、SDNの肩書きが邪魔になると考え、移籍プログラムをやめたのかもしれない。いろいろ予想はできます。スポンサーが一つ降りたらしいので、単純に資金繰りの面で切ったという噂もあります。


 AKBのビジネスはとんでもないお金を巻き上げるけど、実は人気のないメンバーにも握手の機会を与えるなどきちんとお金はかけているんですよね。握手会もメンバーが休めば代替を開くこともあるし。特に今は研究生としての時期が長いから、給与は少なくてもかかるお金は増えているはず。新しいハード(劇場とかカフェ)も作るし、良い感じにお金は回っていると思うのです。そのなかで、SDNというグループにも大分資金が流れていたのでしょう、いままでのCD売上を見れば。
 きっと昔からのファンの方々は残念に思うのだとお察ししますが、ビジネス全体としての「整理」という時期が来てしまったという事を意識せざるを得ません。研究生はこれまでにも(本人の意向もあるのかもしれないけれど)切ってきた経緯があるし、お金を持たせてスパッと切るということになるのでしょう。ある種学校みたいな組織だから、卒業したら進路指導はそこまでな気がします。


 このビジネス全体としての頂点を早くみたい。AKBが出ているバラエティーを見る度にそう思います。悪い意味で。