21stシングルの劇場盤枚数を計算してみた。


 Twitterを見ていると、月が綺麗な日を見逃さない…なるほど。


 今までこのブログでは何回かサウンドスキャン( http://www.phileweb.com/ranking/cd-top20/ )の数値を利用し、オリコンとの差異について触れてきました。基本的にAKBのシングルは通常盤と劇場盤に大別されるのですが、特に後者だけの数字を知りたいなと思っても有効な手段がありませんでした。サウンドスキャンの数字には含まれないものの、全部が劇場盤ということもないでしょうし、その実態は謎でした。今回、6月8日に行われた「AKB48 22ndシングル選抜総選挙」時のデータを見つけたので、それを元に大まかな数字を出してみようと思います。


キーとなる数字

発売元発表による5/24-6/8までの投票券付きCD売り上げ枚数…約100万枚
オリコン5/24-6/8までの累計数…1483130枚
サウンドスキャン発売3週目までの累計数…726125枚 *注

*注…通常盤4種類のうち、数量限定盤ABは20位以下で数字が出ていませんので、この2種類だけ2週目までの数字。3週目単体のオリコン数値は45903枚、サウンドスキャン通常盤(除く数量限定盤)数値は37747枚。20位が約5300枚ですので、数量限定盤も最大各4000枚ずつ程売れた可能性はあります。ちなみに2週目単体ではオリコンサウンドスキャン数値の誤差は約9000枚。


 さて、投票日は6/8(木)でしたので、オリコンは補正値が入っていないことをご了承ください。1+2週目+木曜日までのデイリーを足した数字になっています。単純に投票券付きCDの数字を引くと…48万枚あまりが投票権のないCD=劇場盤ということができます。
 サウンドスキャン数値に基づくオリコンとの差異(いままで簡易的に劇場盤枚数と考えていた数値)は1週目で77万枚、2週目76万枚となっています。この時点で30万枚弱の開きが上の数値とあることがわかり、この数字はサウンドスキャンが予想以上に狭い範囲で数字を推定している事を示しています。Eコマースに対応しているとありましたが、通販で未計上分がかなりあることが予想されます。このことから、これからは劇場盤の数値を簡易的に求める場合、サウンドスキャンのデータを*0.6-0.7程度に縮めることが必要であると分かりました。繰り返しますが、あくまで簡易的です。


 先日の握手会でのちょっと良い話。個別握手会では握手券を係員に渡す時に両手のチェックを受け、指輪などを外すように求められました。前の方が丁度係員に指輪を外すよう求められ、でもサイズがぴったりなのか外すのに一苦労。その前に握手している方の時間も終わり、外れない…と焦っていると、横山由依さんが「大丈夫ですか?^^」って声をかけてあげていました。いつでも対応がマッタリでいいなぁなんて、その後ろで並びながらほっこりしたものです。(確か貴金属類は予め外すように書かれていたので、チェックがなくても予め外してレーンに並ぼうね!)