NMB48関東全握に行ってきました。


 CDJ以来の幕張は、地震の爪痕ばかり目につきました。


 NMB48の全国握手会は名古屋に続き2度目。関東では初開催。ということで、どんな運営なのかも含め簡単にレポを書き留めておきたいと思います。
 事情により始発での参戦が不可能だったので、とりあえずミニライブに入れればいいや…ぐらいの気持ちで自宅を出発。幕張メッセはやっぱり遠かった。到着したのは8時50分頃。幕張メッセの外にはなんの標識もスタッフもないので、本当に全握会場なのかが最初不安でしたよ。中に入るとホール3の前から通路沿いに2列で座らされていました。自分が並べたのはホール8の前あたり。もうすぐ折り返し地点、といったところでしょうか。近くにいる人たちが「自分たちで700人ぐらいだと言われた」と言っていたので、650-700人ほどが9時前の時点で並んでいた事になります。通路は冷房が効いていないもののほとんど日陰であり、なおかつ座っていられたので楽でした。通路にスタッフはほとんどいない印象。ちなみに、「海浜幕張に9時到着」で検索して着いたと思われる人たちがかなり多かったので、毎正時少し前に到着するのは効率がいいかも。
 一人参戦だったので周りの人の話に耳を傾けつつ1時間経過。10時になると前から起立していき、その分を詰めるだけでホール一つ分は進みました。そのあとなぜか列が動かなくて…やっと動き出したのは10時30分少し前。ホールとホールの間の通路を通り一旦外に出てから、受付となっていました。一部は屋根ないですから、今度なにかあれば傘が必要な事もあるでしょう。受付は4、5レーンだったと思います。3人一組で、「全握参加券を受け取る人」「握手券を渡す人」「ミニライブ用ブロック指定券を渡す人」に分かれていました。受付スタッフはほぼ女性だったと記憶しています。手荷物検査がなかったのが不思議。そのせいで、観覧エリアにキャリーバックを持ち込む人が結構多くて(遠征で大変なのはわかりますが)無駄に場所を占有されていました。保安の観点からも望ましいとは思えないので、改善をお願いしたいポイントの一つであります。
 私は「Aブロック指定券」と「1600番台の握手券*2」をもらいました。やったAブロック!と思っていたら、Bは既に埋まり気味、Aも柵の周りは埋まっていました。なにしろステージが小さくて、正面に見えるのはBブロックだけです。そのため、Aブロックもステージに近い側から埋まっていましたが、ここはちょっとしたフェス感覚で進んで前から5列目を確保。横からも4列ほどだったので、位置としては申し分ないところに陣取る事ができましたよ。正直9時前という到着時間でここまで来れたほうが不思議です。完全スタンディングなので、いっそのことモッシュでも発生しないかなと思っていましたが、柵が弱いとのアナウンスあり。後で寄っかかってみましたが、本当に動きそうで危険やった…。というわけで、立ったまま1時間過ごします。会場内はかなり冷房が効いていて、扇ぐ人もいないぐらい。快適です。控えめの音量でNMB48のニューシングルがリピートしています。
 12時すぎ、係の人(名乗らなかったのでどこの所属かわからず。AKBみたいにスポンサーついてるのかな?)から説明事項が何点かアナウンス。ここでもレーンの発表はありませんでした。そして12時10分頃ミニライブスタート!

0)overture
1)待ってました新学期(紅組)
=自己紹介(紅組)=
2)僕が負けた夏(白組)=
=自己紹介(白組/1期研究生)
3)青春のラップタイム
4)絶滅黒髪少女

 曲は解説する必要がないですね。「青春のラップタイム」の大サビで音響操作にミスがあり、レフトスピーカーが一瞬オフになってしまい、「好きだからー!」と叫ぶところが台無しになってしまって、みるきー渡辺美優紀)も思わずニヤリでした。観客の状況ですが、室内とあって、早くから並んでいるBブロックの人たち(恐らく濃い人)はサイリウムなり光り物が多かった。曲中コールはみるきーさやか(山本彩)が圧倒的で、あとは割と小さめだったかな。問題は自己紹介で、チームNのメンバーでも覚えていない人が多い様子。これが関東だからなのか?本場を見ていないのでなんとも言えませんが、ちょっと寂しいメンバーもいたんじゃないかな。研究生は仕方ないよね、笑顔で頑張ってくれていました。紅組の自己紹介で、まーちゅんこと小笠原茉由の「〜しまーちゅん!」という自己紹介の語尾をみるきーやななたん(山田菜々)はじめ何人か真似していて面白かった。。けど観客はあんまり笑ってなかったかな?結構メンバーも緊張していたみたいで、言いたい事を忘れる人が数人。個人的には関西弁っていうだけで笑顔になるんだけどね。
 驚いたのが音響で、小さいステージの割にはスピーカーはちゃんとしてて、位置的にスピーカーの前というのも手伝ってかなりの低音を味わえました。っていうかNMBの曲ってこんなに低音すごかったのか!と思う程。家でなるべくフラットな環境で聞くとそれほどでもないので、イコライザーでいじったのでしょうか。でもありがちな「キンキン声」よりかは自分は好きです。Perfumeと同じぐらい低音出てた。これはほんまにビックリ!
 ここからは個人的な意見です。今回NMB48を初めて生で見る事ができました。ダンスはなかなか。誰かが途中でミスってた気がしたけれど。SKEとは全然違った趣向で、キャラクター出てますね。メンバーの視線にも違いをハッキリと感じました。多分NMB48で一番見ているのはみるきーなんですが、今日は全体的に見ようという気になった。そのなかで、アカリン(吉田朱里)は身長もあるし、手足が長くて振りがキレイに見えますね。それゆえか1,2回ワンテンポ遅れたりしていた事もあったように感じますが、ぐっと惹き付けられました。そんなこんなで、ライブは12時50分ごろ終了。すぐに握手会に移ります、とのアナウンスがなされました。
 13時開始というアナウンスがなされていましたが、実際に握手会が始まったのは13時15分頃。その前にレーンの発表があったんですが…なんと口頭!しかも2回しか言ってくれなかった。どこかにボードがあるらしいのですが、ホール内の目立つところにはなく、できる事ならステージ上において欲しいと思いました。必死にiPhoneで入力。整理券番号が早い人たちは「予習できない!」と焦っていました。そんなこんなで握手会開始。優先案内→女性、子ども保護者案内→一般といういつもの順番です。1500番までは100番ごとに呼び出されました。そこからは概ね500番ごとだったと記憶しています。整理券自体は自分がいた時間では6000ぐらいまで呼び出されていましたよ。会場内でもCDが豊富に用意されていたこともあり、4000ぐらいから一気に込みだしました。そのあたりが、開演前の引き換え番号との境目なのでしょう。ちなみにグッズもCDもホールの端で販売されていたので、快適そのものです。
 再び個人的な意見になります。1500-2000の呼び出しで突入したわたし。本当はさやかレーンとみるきーレーンに行くつもりが、前述のアカリンに釣られてアカリンのいる4レーンへ。ほとんど並ばず快適。レーンに入る前に番号チェック、レーンで握手会整理券を渡します。どちらも女性スタッフで統一されていた模様。剥がしは男性スタッフですよ。4レーンは吉田朱里小谷里歩→木下春菜→門脇佳奈子…だったと思います!(前後はあってる)ちなみにレーン入り口に書かれている看板は並び順だと思う。4人は本当に隣通しなので、同じ会話は許されないぞ!さいしょはアカリン!
私「はじめまして!初めてお目にかかったけれど、ミニライブで振りキレイだったよ!」
ア「きてくれてありがとうございます!」
私「手足も長くて本当にキレイだねー」
ア「(片手で払いながら)いやいや、そんなことないです)」
私「また東京にも来てくださいね。次も会いにきます」
ア「ありがとうございます、待ってます」
という感じ。6-7秒いけました。叩かれて移動したので、粘ればもっといけた。他の3人も覚えてはいますが割愛。しかし対応が良くて、反応がワンテンポ遅い事も含めていいですね。何もグッズを着けてないので、こちらから会話を始める必要はありますが、みんなちゃんと答えてくれるまで剥がされそうになっても手を離しません。最後のかなきちに至っては、ブースの外まで離さなかったので、おぉ、と。自分も握手会2回目ということで、最後手を振っておわかれできたので、1回目は大満足でした。
 ここで運営にもう一つ提案があって…受付の際にもらう握手券は連番なので、待たされる人はとことん待たされる仕様なんですよね。人数がまだ少ない今はいいけれど、今後は本店のように「まず一人一回握手」してから、2回目を回すっていうのが必要かも。ともかく今回は2回目もすぐできたのですが、気持ちを落ち着けるのとレーンを考えるので私もしばし休憩… やっぱりみるきーに会いたいよね、っていうことで5000番台が呼び出されている時に再びみるきーレーンへ。そしたら、なんと大混雑。いっこうに進まなかったのは取材か休憩かわかりませんが、列が伸びすぎて握手レーンの分かれ目まで達していました。5分程待つ間に他のレーンを眺める私。さやかレーンもみるきーほどではないものの混み始める。一方、3-6レーンは列が見えない感じ。みるきーレーンの他の子のブログをチェックしてコメントを必死に考えたくせに、列を逆戻りして再びの4レーン、つまりアカリンレーンへ。今回は何も考えずに突っ込んでしまった。そしたら、割と剥がしがキツくなっていて、4-5秒ほど。1回目から50分ほど経過していたので、メンバーの変化も見れるかなと思ったら…相変わらずの好対応にさすがだと思った。アカリンに至っては、ブースから身を乗り出して、手を広げてこちらを迎え入れてくれた。全員に「また来ちゃった!」と告げて、多分分かってくれていたのがかなきち。私のような新参はそれだけで推せる!と思ってしまう訳ですよ。


 さて握手会の総括。まずレーンによる列の差が予想以上だった。いっつも最初に混むのはみるきーレーン。みるきーの所は、Nからしおきちと研究生二人でしたのに。続いてさやかレーン。後はどのレーンも同じような感じです、恐らく待つ事なく入れます。関東では渡辺の人気が高いというのは本当でした。そして思っていた以上に渡辺山本と山田の差がありました。吉田も握手会対応の良さが伝えられているし、全員Nメンバーというレーンなのに。全握というものはこうも偏るのですねー。エビカツ全握でも感じましたが、また一つ思い知らされました。
 今回は思いがけず事前の予定とは違うレーンに、しかも2回も行ってしまったので、メンバーへの思い入れが強くなってしまいそうです。かなりの知識不足でアカリンのお誕生日に触れなかった、などのミスはありましたが、個人的には概ね満足できる会話ができたと思います。決して本店ではないですね、この感じ。(1回1レーンしか行っていないので断言はできませんが)SKEの握手会はまだ行った事がないので、9月が楽しみであります。
 NMB48、予想以上に面白い。とにかくメンバー内の格差が激しく、関東ではそれが目立ってしまった感じではありますが、ブログ等を読めばキャラは確立していますし、露出の問題とも言えます。まだまだファーストシングルを出したばかりの集団。これからの成長が楽しみですね。次回の全国握手会がさらに盛り上がる事を期待します。


 以上、NMB48全国握手会@幕張メッセのざっくりとしたレポでした。超新参の意見につき、正確でない部分はお許しください。次回に向けてメモとして残します。