ライブ形式のMステを見て感じたこと。


 今日は、2週間前のミュージックステーションを見て思った事を書きます。いちPerfumeAKB48について語っているだけです。


 スタジオ形式。300人ぐらいの観客がステージを取り囲み、そこで2曲披露していました。「Everyday、カチューシャ」と「少女たちよ」かな。Everyday、カチューシャで一回出演しているので、今回はアルバム発売にかけて出演が決定し、同じじゃ面白くないということでスタジオ形式になったのでしょう。ミュージックステーションではよくあるパターン。
 普段の女性限定とは違い、男性もいるスタジオ形式。当然のようにMIXが打たれていましたよ。途中で会場の音量が(運営側の調整で)下がっていくのが分かる程。明るいスタジオですから目立たないものの、サイリュームを持っている人もちらほら。さながらAKBの現場に近い状態が作られていました。
 この映像を見て…「ちょっと気持ち悪いな」って思っちゃいました。前提としてかきますが、MIX否定しないしむしろあれがないとライブでは変な感じすら受けるほどには、聞き慣れています。サイリュームにしても同様。そんな私が見ていて、気持ちよくなかったのは、これがテレビ番組だからだと思います。現場ならどんな内輪ノリもありだと思う。お金払って楽しもうとして来ているのだしね。
 ミュージックステーションなんて、いまや音楽番組では1,2位を争う知名度ですよね。当然ファン以外の人たちが大勢見ている。今回かけ声という名のMIXを許可したのはテレ朝側だと思いますが、新曲でいまいち揃ってないMIXと振りを見せられても、盛り上がりが伝わって来ないのです。むしろ、「AKBは好き勝手に叫ぶところ」というイメージが着いてしまうと思うのです。アイドルとして売っている以上、オタ色を出すところ/出さないところの区別はしっかりつけたイメージ戦略をとるほうが賢明ではないでしょうか。今後、少しでも息の長いグループとするならば、当然客層の移り変わりも求められる。成長しつづけたいなら、「ファン新規が入りづらい」という雰囲気はまだ早い。


 解決策は…例えば、同じような形式のMUSIC JAPANはどうだろうか。ステージと離れていることもあって、会場の音量はかなり絞る事ができている。サイリュームは暗いから目立つけれど、客数が多いので比率的には変わらないぐらいだろう。カメラワークにもよるけれど、客席はほとんど映らず、一曲につき数秒程度。これぐらいなら、まだ視聴者への印象はアーティスト自身で占める事ができるのではないだろうか。
 大切なのは、特に公共の場でアーティストを応援する時のファンの心がけ。楽しみたいという気持ちは誰でももっているもの。このチャンスをどうしたらアーティストが最大限活かせるだろうか。どんな行動をしたら、アーティストの名を汚すだろうか。ファンなら考える事だと思うし、是非とも実践して欲しいなと。自分も、いつでもPerfumeファンとして恥ずかしくないようにしておかないと、と背筋が伸びる思いです。


 一回だけ放送を見て、感想を書いてみたくてかきました。多分このブログでも何回か同じような事は話題にしていますね。忘れない為に、自分への戒めも込めて。