A1st公演「PARTYが始まるよ」公演を見てきました。


 再び映画館にて!AKB48グループ リバイバル公演「見逃した君たちへ」の千秋楽公演です。


 最初に書いておきますが、セットリストや細かいチェックなどは他のブログを参照してくださいね。いちPerfumeファンが好奇心のまま映画館に向かった感想を書いておきます。
 この公演のポイントは、なんといっても公演メンバー!板野友美/小嶋陽菜/篠田麻里子/高橋みなみ/前田敦子/峯岸みなみ/佐藤由加理/浦野一美/平嶋夏海/大島優子/宮澤佐江/秋元才加/河西智美/梅田彩佳/増田有華/松原夏海 というAKB創成期を支えた人たちだけで、AKB劇場で最も古いセットリストを披露してくれます。名前だけ見ても、一般人でも顔が思い浮かぶようなメンバーですね。今はSDN48にいる佐藤、浦野を呼び寄せ、再びステージ上にあのセットリストが蘇ります。


 個人的に注目していたのは「スカート、ひらり」と「桜の花びらたち」です。どちらも2回やってくれて、本当に嬉しい!スカひら1回目は 板野/小嶋/高橋/前田/大島 の5人で披露。AXや薬師寺などのYouTubeが目に焼き付いていますが、スクリーンとはいえ1期メンバーで繰り広げられ、思わずテンションが上がってしまいました。映画館の中でもMIXが!髪が短くなった前田さんの歌もCDの頃とは大違いですね。「桜の花びらたち」はこれぞAKB!というイメージ。マイクスタンドを用いて全員で歌う姿は、いまテレビで見るAKBとは大きく違いました。
 今のイメージは良くいえば「なんでもあり」悪くいえば「雑多」に見えてしまう事もあります。世代も経験も違う人たちを選抜として選んでいるのだから仕方ないのですが、グループとしてのまとまり、を見つけるのが難しく感じてしまいます。それは特に3人の仲が良いPerfumeを良く見ているからそう感じるのかもしれません。
 今回の楽曲も、「桜の花びらたち」は全員で歌う曲ですから、人数はテレビとは大きく違いません。しかし凝縮されている感がスクリーン前の自分まで伝わってきたんです。「仲良し」というより「戦友」と表現したほうが正しいかもしれないですね。当時の空気感はいまの私たちには分かりませんが、彼女達が過ごしてきた時代のうち「劇場」部分を切り取って見る事ができたこの機会に感謝しています。
 話は戻ってしまいますが、S2ndも含めてユニット曲の良さを知る事ができました。本日の公演でいけば、「星の温度」や「あなたとクリスマスイブ」ですね。題名だけ見てしまうといかにも、という感じですよね。しかし、例えば後者は秋元と増田のハモリが美しくてうっとりしてしまいました。普段どれだけバラエティでの彼女達に慣らされてしまっているか、反省したぐらいですよ。グループ名だけ先行しがちなAKBですが、ファンが「推し」として一人一人を応援するというギャップは、こういう面を見ているかどうかにかかってくるんですね。もちろん全員にオススメはできませんが。


 AKBに公演あり。Perfumeファンの私たちがライブハウスを願っているように、いつのまにか大きくなっていた彼女達にもまた、戻るべき箱があるということです。