AKB全国握手会@横浜スタジアム参戦レポ。


 『Everyday、カチューシャ【通常盤】』全国握手会イベント 関東エリア@横浜スタジアム に参加しました!初めてAKBの現場に行ったPerfumeファンの視点でレポートを残しておきたいと思います。


>>>0730:横浜スタジアム到着
 目の前に広がっていたのは、傘をさしながらスタジアムの周りを取り囲んでいる列… なんとなくPerfumeの東京ドーム公演の時の混雑を思い出したけれども、客層や雰囲気が違うのはすぐに感じ取れた。私が思っていたよりも若い人が多くて、一人で参戦する人も珍しくないようだ。各々ゲームや音楽を楽しんでいる様子からはまるで一体感を感じられない。それは今回が握手会、それも全国握手会であって公演ではない事に起因するのかもしれないと思ったけれども、まだ確認できていないのでいずれ劇場も訪れたい。
 パフュクラの友人とともに列に並ぶ。雨に打たれながらPerfumeのツアーがいつぐらいか、とか最近のTLやオフの話をしたりと、周りの熱心なファンには睨まれそうな話をしていたけれども、寛容にもそんな事はなかった。というよりお互いに干渉しないというのがしきたりなのでしょうか。近くにいる客層をもう一度良く見ると、一番多いのが男子グループ、次に女子グループ、男性(大人)お一人、お子さん連れの親御さんという順番でした。ピンチケという言葉は聞いてはいましたが、どれだけ運用されているのか謎だっただけに今回納得した次第です。そんな楽しい分析で、開場時刻の9時までの1時間30分はあっという間です(棒)


>>>0930 横浜スタジアム入場
 数量限定盤に入っていた赤紙(握手券引き換え用紙)と引き換えにぴあで発券するようなチケットを受け取る。「アリーナ」という文字に心が躍る二人!売店に見向きもせずアリーナへ小走りで向かう!Cブロック…さらに150番台… いわゆる「神席」でした。センターの前から12列目ぐらい。Perfumeでも公演でこれほど近づいた事は数回しかないですよ。一気にテンションが上がるのでした。この距離で最初からAKB見ちゃっていいんですか、と!そのテンションのまま11時30分の開演時刻を待つのでした。
 と、ここの2時間が実に社会勉強になった。例えば前方に現れた10人ぐらいの若い(いかつい)男子グループ。雨の中スーツでご登場いただき誠に結構なのですが、最前列付近で座っている人に何かを言って譲ってもらおうとしたり、禁煙なのにタバコは吸うでそれなりに騒々しい集団でした。ちゃんと巡回している警察官が来たのはこのイベントただものではないなと思ったり。結局は自分たちの席で見たようですが、彼らとてアリーナの前方席。何がそこまで必死にさせるのかと、不思議でなりません。次に見かけたサイリウム集団。「焚く」という言葉を使うとは知りませんでした。何十本ものサイリウムを用意して公演に備えていました。雨が降っているとはいえ昼間のスタジアム…効果はあるのかなとこちらが不安になります。
 何度も申し上げるようですが、バラバラの客層に、「こんな人がアイドルに本気を出す?」という疑問でいっぱいの時間。今までの固定概念… Perfumeももクロ、MJ観覧によって作られてきたもの…を打ち壊す衝撃。本日エビカツの120万枚突破が報じられましたが、お金が集まるところ、人気があるところというのはこうなるのだ、と実感させられた次第です。一言で言えば、風紀が悪い。


>>>11時40分 開演

0)前説 by キングレコード岩井湯浅さん
1)overture
2)会いたかった
3)ポニーテールとシュシュ
4)MC(ネ申企画 一番◎◎な人は誰!)
  →鞄に無駄なものが入っている人/みゃお
  →言っている事とやることが違う人/ゆきりん
  →一番逃げ足の速い人/すーめろ
  →???/すーめろ
5)Everyday、カチューシャ
6)人の力誰かのために(5/29 訂正)


 近いなんて言うものじゃない!顔も!動きも!ハッキリ見えました!!overtureで高まり会いたかったでさらに高まりポニシュで二連打ってエビカツでいつもの動き確認して!という興奮具合からも、楽しめた事がお分かりいただける事と思います。曲数としては少なくとも、全部横山さん出ている訳ですし、他にも初めて(MJの観覧で見かけた事は何度かある)お見かけする人もいたので熱くなりました。ココはアリーナ、全力で地鳴りのような声が聞こえるのだろう!と思っていたら、意外とパフュで言う地蔵の人が多くてビックリ。何しろスタンド席はほとんど使用されていない程人数が少なかったので、それも影響しているかもしれません。分かるところは遠慮なく打たせていただきました♪
 MCで印象に残ったのは、BGMとしてエビカツが流れている時に、指原さんと峯岸さんが大島さんが話してるのに振りをして遊んでいた事と、企画で前に出た佐藤すみれさんの服の乱れをささっと直していた宮澤佐江さん。後者にはのっちの気質を感じましたね…。思わず「のっちだ!」と言ってしまい恥ずかしい。以前から関連性が指摘されていましたが、また実証する事ができ嬉しいですね。横山さんもマイクを持ってなにかしゃべってはいるのですが、特に話題を振られる事もなくて他の声にかき消されてしまっていました。それでもずっと笑顔でうなずいたり、隣のきたりえと笑ったりしていたので安心です。ゆいはんはこれから、です。
 ちなみにこの日は前田敦子さんがいなかったので、指原さんがセンターをやったりと少し違った形を見れて面白かった。残念だけどNMB48の二人は出演しなかったので、一回も見られず心残りです。


>>>12時30分 握手会開始
 スタンド→アリーナ後列→前列  という順番でしたので、我らがCブロックは最後から2番目となりました。ひたすら待つこと1時間30分… 無限ループされる今回のニューシングルに飽きてきた頃、ちょうど14時にCブロックのお呼びがかかりました!
 チケットを引き換え、ずぶ濡れの体を引きずってテントの側へ。1レーンの大島さん/松原さんの列はプラカードが出る程の大行列。他のレーンにもテンポ良く人が入って行く様子。私が目指す7レーンは… 前に誰もいない。これは勝つ!ふやけてしまった手をタオルで拭きつついざ7レーンへ。テンションが最高に高まる!!!からの…係員さんの「握手は歩きながらお願いしまーす」の呪文にかかってしまうという失態…!横山さんに何を言うか忘れてしまって、「会いたかったです、応援していますので!」と言って、たぶん「ありがとうございます」となまりで返してもらいました。続いて佐藤さん。本当はMステかわいかったよー!と言うつもりが、握手してから「あ、頑張ってくださいね!」とか失礼な感じになってしまい気まずい。後ろにも誰もいなかったのに、手を振るのも忘れてそそくさとテントを出てしまいましたとさ。まったくはがされないという健全な客を第一回は演じたという事です!
 ほわわ〜んとしたまま、いつの間にか席に戻っていた。見つめる先の7レーンは今も人が入って行かないように見えてしまい…「2回行けなくてごめん…!」(この時は既に2回目以降の握手会が開始されていた)とすっかり魔法にハマっていたのでした。11レーンのらぶたん、みぃちゃんレーンに行った友達も意気揚々と帰ってきて、とりあえず二人でニヤけて、来て良かったねと見合ったのでしたw それにしてもレーンによる差が激しすぎて… ペアによるのかもしれませんが、選挙なんてなくても彼女達は現実を痛い程分かるんだろうなと複雑な気分になったりもしたものです。


>>>14時30分 退場
 本当は握手会の休憩時に、11、12期によるミニステージが予定されていたのですが、名古屋から来ていたクラスタの友達に会う約束もあったり、なにしろ私たちの体力が雨に打たれて限界だったので退場する事に。後から聞いた話では、15時からミニステージがあったようです。もう少し早くやってくれると助かるんだけどな…と思いつつも、遅くしなくちゃいけないほど握手会ループする人がいるんですねと驚きました。
 帰り道。しっかりした防水コートを着ていたとはいえ、かなり雨でやられてしまった。悔しい… 完璧な状態でゆいはんに会いたかった… これが、次回握手会への熱意になるんだとこの時気づきました。


 イベント自体はすっごく楽しかった!と言わざるを得ない。何しろ席が良かったので盛り上がれたし、企画が悪かったとも感じない。一番悪いとしたら、梅雨の時期にオープンなところを借りた事だけれども… 儲かったのか?と心配になるほど人が少なかったのでスムーズに感じられたのかもしれない。数時間待つのは仕方のない事と諦められているからこそなんだろうけれど。入場レーンをもっと増やしたらとかいろいろ思いつきはしますが、これ以上人件費をかけると本当に赤字になってしまいそうで。というのも、会場にあまり係員がいないことが何よりの証拠かなと思いましたので。トラブルっぽいことは割とそこらで発生しているようなのですが、何しろ係員が目立たない上に少なくて写真規制すら満足にできていません。どうしてもメンバーの方に人手を割かなければならない以上、これは今後も解決されないのかもしれませんけどね。
 問題はファンにあり。上にも書いたように、やはり大人として理解できない行動が目立っていた。少しの自制心やファン同士の思いやりがあれば何もトラブルは起きないはずなのに。同じグループを応援しているという一体感が、AKBというシステムでは得にくいのかなとも思った。これが風紀と言われれば郷に従うまでですが、目に余る行為をするような人たちがファンのグループというだけで評価が下がってしまいます。これはいつもPerfumeに言われている事ですね。「ファンも最高でなければならない。」これは本当に大事で、私たちが守らなければならないことである確信しました。最高のPerfumeの一角をなすのがファンの存在という自負を持って行動しましょう。


 握手会はやはり心を奪われる…というより信仰心が育つ。しっかりゆいはん推しになっている自分がいるので、せっかくの巡り会いの機会、特に制限する事なくやってみようと思っています。