3人が離れてしまうという錯覚。


 さてPerfumeの出演ラッシュも終わって、一気に虚無感… だから今日は寂しいお話。


 TVをつけても、電車に乗っても。一日一回は目にする氷結のCMや広告。すごいすごい!と思っている私だけど、実際ほかのアーティストが広告をしていてもあまり気にしない事が多数… あれは、「Perfumeってちょっと気になる」っていう人を誘導するためにあるのかなぁなんて思ったり。なんとなく小さい頃から追ってきたかのような錯覚をしているPerfumeファンには、お酒の広告なんてそれだけでショックというか、成長したなぁって感じますよね。でも世間で言う「アイドル」よりは十分大人な22歳。微かなカオリのPVを見る時も、娘を見るかのような、少し寂しい気がしています。
 普段は近づけない存在だから、それこそ「アイドル=偶像」のような対象としてみたり、姉妹のように思ったり都合のいい方に解釈してる。尊敬もするし同情もする。でも先日のいいともの時のように至近距離で見る機会があると、小さいなぁ、22歳の新卒なんだよなぁっていう感情より、向こうの世界の人という印象が強かった。当たり前なんだけど、現実を突きつけられるかのような。近づいてはいけないのかなという気になってきた。
 ”握手会”というものは、ももクロの時一回参加しただけ。心を奪われるよ!と言われていたけど、彼女達がずいぶんと年下ということもあって申し訳なく感じる事の方が多かった。で、今度はAKBの握手会に行こうとしている。あまりファンとは言えない状態で行ったら、逆にハマれなさそうだ。ある意味では安全柵になるのかもしれないな…と思うのだけれども、どうだろうか。


 こう考えると、自分はあちらの世界の人に多くを求めすぎているのかもしれないなと思う。ほとんどの期待に答えてくれるPerfumeだからこそ、ぜいたくな人になってしまったのかな。当たり前のものと思わず感謝しないといけないね。嫌いになる事はないと思う。しかし一線を退く道が見えてしまった。典型的な離脱の理由であり、多くの人がより新しいアイドルに移れるわけ。”彼女達が頑張っていればそれでいい”