PDCAをPerfumeに当てはめてみたよ。


 自分は死なずに周りだけが倒れて行くって、結構辛いなーと夢で実感するこのごろ。


 さっき「PDCAの徹底」っていうワードがちらっと流れて来て、知らなかったので調べてみました。PDCAとは何かをおさらいー(Wikipediaより) 

1)Plan(計画):従来の実績や将来の予測などをもとにして業務計画を作成する
2)Do(実施・実行):計画に沿って業務を行う
3)Check(点検・評価):業務の実施が計画に沿っているかどうかを確認する
4)Act(処置・改善):実施が計画に沿っていない部分を調べて処置をする


 …と、こう書いても分かり辛いので、アーティストが(と言わずPerfumeが)CDをリリースする過程でこれを当てはめてみようと思います。「レーザービーム/微かなカオリ」だと思ってください。完全に自分のためですみません。

1)Plan
 2010年のシングルリリース3枚の売上を分析。ほぼ10万枚付近を安定してセールスしている。セールスのうち、初回限定と通常盤の配分、売上時期を見当し、レーザービームの初回限定枚数を策定する。2月発売のDVDの予約特典の売上に注目し、予約特典の有無を考慮し、実施する事とする。他アーティストの動向を予測し、オリコンチャートも意識すると共に、今後予定されているリリース、ライブなどを考慮し最適な発売日を策定。4/18としたものの、地震による購買力の低下等の影響を考慮し、5/20に変更する。プロモーション活動がどれだけ必要か、テレビ出演のスケジュールを調整し、各種雑誌へのインタビューの予定も加味し、本人達の動きを計画する。
2)Do
 発売日に向け、予定された枚数を発注する。インタビューを受け、今回の曲を読者へ訴求する。CD発売後はテレビ出演し、曲やトークといったパフォーマンスを十分にこなす。CMを流し一般大衆へ告知する。
3)Check
 店着日から売上をチェックする。オリコンデイリーの結果を確認、首都圏の主要店舗の売上枚数を確認。初回限定盤の枚数に過不足がなかったか検討する。発売日以降の下降曲線に注目し、さらなるスポット広告が必要か検討する。楽曲への聴取者のアクションを分析し適切だったか考慮する。Perfume自身のダンスが適切だったかアクションを分析する。
4)Act
 初回限定盤が不足していた場合、次のリリースへの教訓とする。売上が計画を下回ってた、もしくは発売日以降の下降曲線が計画を下回った場合は追加広告などの措置をとる。次作のために、曲自体のパフォーマンスも改善すべく作曲者へフィードバックする。Perfume自身のダンスもより洗練する。


 こんな感じなんだろうか…思ったよりCD発売には多くのステップがあり、また作曲や振り付けがアーティストと別という形態も相まって計画値通りに進め、フィードバックするのは難しい印象。今回は所属事務所のアミューズと発売する徳間ジャパンの仕事をごっちゃにしていますが、本来は別の会社なのでさらに難しいかと。好きで応援するのと、中の人になって本気で売ろうと四苦八苦するのとでは全く違うという事を再認識させられましたよ。
 それでも、「中の人なにやってんのー!」って思っちゃう事はありますけどね。これからも応援しています。Perfumeのために頑張って!