揺れるのはライブだけで。


 単純なもので、余震が多くなると途端に下降曲線。


 今日は茨城県沖で震度3以上が6回。これに内陸が震源のものと千葉県東方沖が加わるので、位置が悪ければ一日に10回以上は体に感じる地震を経験している事になる。10日以上こんな状態なのでさすがに慣れるのかと思ったけれど、決してそんな事はなかった。 @yurekuru のアカウントのツイートが流れるたびにビクビクするし、iPhone緊急地震速報が鳴ればさらにドッキリ、ドコモのエリアメールを受信したら身構えるといったところ。速報が命を救うのは理解しているつもりだけど、気が持たない。
 こんな時にもPerfumeまわりが、過剰な自粛はせずに日記等でメッセージを送ってくれている事には心から感謝したいと思う。もし東京が大災害にあったとき、仮にPerfumeの3人が無事であってもそれを伝えるブログを支えるサーバーがダウンしてしまったらどうなるんだろう、なんてことも考えていた。のっち自身もTwitterの有効性は理解しているようなので、せめてスタッフのアカウントを検討していただけないだろうかと思う。通常時でもTwitter上での #prfm のユーザーの多さをそのままにしておくのは、成長期のグループだからこそ勿体ない。その中にはまだまだ浅いファンが多いのだから。


 計画停電は少なくとも2年は続くだろう、というニュースを目にした。もちろん私たちの生活への影響も考えなければならないが、Perfumeの今年の活動にも影響がないとは言えないだろう。
 例えば夏いくつか出演するであろうフェスも開催が危うい。特にひたちなか海浜公園で開催されるRIJは1F原発から近い事もあり電力事情に関わらず開催が難しいだろう。関東でのフェスができないとなると、去年も出演したモンバスや長年出演が期待されている北海道のライジングサンなどに振り分ける事になるだろうか。しかしアーティストという職業自体が災害には敏感なだけにフェスが通常営業する確率も低いだろう。
 ツアーの開催はアルバムの発売に影響されるため、早ければ夏に期待されていたスケジュールからはずれ込むだろうし、夏は電力需給逼迫の影響で大型施設を使う事さえ難しいと思われるので、両面から先の見通しを立てる事ができない。使用できる施設があったとしても、これは全国の(集客力のある)アーティスト全てに当てはまることなので、施設の争奪戦にもなるだろう。不確定要素が多い中で、11年目をどのような年にするのだろうか。ライブを重視する3人だけに、CDだけだして時間つなぎという選択には勇気がいるかもしれない。しかし、被災者でPerfumeを愛している人のためにも、公衆の前には立てなくても音楽活動を続けて欲しいと思う。そうすればTV等で出演の機会があって、多くの人の目に触れるだろうから。それが避難しているファンに届けばなによりだ。


 揺れから逃げたいがために書きなぐってみた。推敲する気力もないのでこのままで。今年の見通しについては電力事情を良く理解したうえでまた考察したいと思っています。