トマパイが気になる。

　最近TLでも話題のトマパイことTomato n'Pine。

　メジャーデビューシングル「旅立ちトランスファー」を先日勢い余って買ってみました。初回限定盤がまだ残っていたのでそちらを選択。PVとメイキングビデオが付いて来たのであります。
　アイドルと呼べるものではPerfume、AKB、ももクロぐらいしか曲を聞いた事がないので、どんな立ち位置の曲か判断する事ができません。Perfumeほどかっこ良くないし、ももクロほど激しくないという印象。最近の曲は人の耳に残らせようと、音圧を高くしたりビートを早くしたりしている気がするので、それに比べれば穏やかで好感が持てます。PVを見ると分かるのですが、その世界感もゆったりした、ナチュラルな雰囲気を目指しているよう。3人のそれぞれのやわらかさが表現されていました。
　アイドル戦国時代2年目にデビューするのですから、それなりに勝算があってのことなのでしょうが、それにしてもいまの「ソロ活動をしつつトマパイもやります」という姿勢でどこまで攻められるのか心配。もちろん今後のCD売り上げに比例して活動配分は可変なのでしょうが、メジャーデビューしてCDを何枚出せるかが勝負だろうし、それこそ握手会など積極的にしてくれたらいいなと思います。あくまでPVメイキングを見ての印象ですが、3人のキャラ設定は少しずつできているようなのでインストアなどMCを披露できる時にそれがどう生かされるかが見物です。
　アイドル全般に言える事だろうけど、曲はプロが書いているんだから（その善し悪しはあるにせよ）その後のプロモーション活動にかかっていると思います。露出が増えればアイドルファンがつくし、曲がかかればそれなりにファンもつく。他のグループ以上に個性を出して行こうという気概がないと簡単に潰されてしまいます。Perfumeみたいに、一人一人のキャラクターが前面に出ていなくて覚えられるというのは珍しい例です。

　素人がアイドル論を語ると批判されそうなのでこの辺で。3人のなかではYUIこと小池唯さんがあ〜ちゃんっぽい雰囲気があってちょっといいかも！と思っている次第。推しを決めておかないと追う気がしないので… この先も注目してみたいと思います。

旅立ちトランスファー(初回生産限定盤)(DVD付)