ROCKIN'ON JAPAN 09/7


 今日はロキノンJAPAN2009年7月号を読み直し、ドームについて考えてみた。

 
 このインタビューは、代々木公演の後、トライアングル発売前である。

…すごい最近自分の仲でいろんなことが変化があって。だから代々木も新鮮な気持ちでできたし、ライヴしてるとき2人のこともすごいよく見たし。前はお客さんしかあんまり見てなくて、2人を見てない事に気づいて、見たんですよ。そしたら何回も上がってくる気持ちがすごいあって、超幸せだったんですよ。…

 

 なるほど、アンコールの時のMCは、この理論が極まったわけですね。MC以外でも公演中、お互いを見て笑ったりしてる場面あるよね。実際先日のDVDにも収録されています。よくこの光景を見て「3人の世界」と表現するんだけれども、いまこれが軽々と(あるいは当たり前のように)構築できているのは、実は幸せな事で、3人の精神状態が安定しているからとも言える。その中には、お客様が楽しんでくれているという実感が強いってことだったり、3人が揃ってるからこそこの場に立てているんだという気持ちが含まれていることでしょう。
 アンコールMCでは、お客様に言及する前に「夢のステージに、かしゆかと、のっちと一緒に立てている事がすごい嬉しいです」っていう言葉が出てきてた。この言葉で自分は泣いた。実際に泣いたかどうかはともかく、ドームでの感動シーンの1、2を争う場面だと思う。あ〜ちゃんがこうやって発言して、みんなが感動できる。この形を維持できている限り、Perfumeは安心だなと思いました。
 Perfumeにとって一番恐れなくちゃいけないのは、ファンの離脱よりもメンバーのモチベーションの低下だと思っているので、彼女達がこれからも頻繁にLIVE等でファンの様子をうかがったり、新曲の様子を見る機会があるといいですね。ファンクラブトゥワーでのびのびやるのも良いけれども、今年はツアーの年ですし、PTA会員だけで安心せずに邁進していただければと思います。そこで彼女達が手応えを得る事ができれば、また大きな自信につながり、海外などの大きな一歩も踏み出しやすく(あるいは受け入れ準備をしやすく)なるでしょう。
 


 話がそれましたが、この記事を読み直してからドームについて思い返すと、あの安定感が1年半で実現できた事に改めて驚きす。この間に成長したんだなと思いますし、この安定感でファンは一気に満足し、安心したんじゃないかなと。お腹いっぱいになると食べ物を見たくなるのと同じで、個人的にはこのドーム後こそ恐ろしいのではないか…と思っているのですが。自信をつけるPerfumeに答えられるだけのファンがどれだけ残ってくれるか。最後に自分を励ますためにも、あ〜ちゃんのこの言葉を貼っておきましょう。

あ「好き嫌いがあるのはもちろんあると思いますし、だから離れてってる人もいっぱいいると思います。でも、増えていってくれてる人もたくさんいるし、それがいいって言ってくれる人もいっぱいいるから、全然なにも思わないですね」
(例えば、昔のアイドルっぽいかわいらしい曲を求めるファンがいるとしたら、それについてはどうですか?という質問に対しての回答)