見慣れた風景の中で。


 自分的Perfume一周年オメデトーーー!!! 出会えて良かったPerfume、生きてて良かった一年間。


 2009.12.15 … この日から自分とPerfumeの歴史が始まりました。たまたま見ていた日テレ系「ベストアーティスト2009」ノートPCに導入したばかりの地デジで、3人の姿を見てしまったのです。パフュクラのみなさんには”大きい風船がのっちに当たった番組”として有名なこれ。去年もメドレーで、ポリリズムワンルームディスコを披露してくれました。
 この話をパフュクラの方にすると「なんで!?」って声が返ってくるんだけど。気持ちもわかります、数ある歌番組の中でも、この無理矢理感やアウェー感は残念すぎるというのを一年通して学んだので。でも、番組がどうであろうと、Perfumeを知るきっかけになってくれたんですよ。だから、架け橋ってどこにあるかわからないんです。

 この後どうやって自分がファンになっていったか…っていう過程は(日付も)良く覚えていない。まだTwitterも始めていないし、2chも見る人ではないので。mixiもしかり。完全に独学で、しかし着実に道を歩み始めていたんですね。友人に一人だけ中田ヤスタカが好きな人がいるので、家に行った時にこっそり探していたのですが、Perfumeはそのとき見つからなくて… レンタル履歴を見るとトライアングルを借りたのは1月に入ってから。それまではニコニコ動画で作業用BGM的な物を落として聞いていたのですが、それももう少し年末に近くなってからのこと。Wikipediaで少しずつ蓄えいく当時の様子が懐かしく思い起こされます。
 ”この人があ〜ちゃんっていうのかな、ちょっと気になるなー”っていうレベルの、まだまだかわいい頃。伸びる時期が一番幸せ。


 話が前後しましたが、「ベストアーティスト2009」何が良かったかーって。
 それまではミスチル大好きっ子だったので、まず電子音ってのが衝撃的。ポリリズムは耳にしていたんだろうけど、右から左とはこのことだね。だからこの日耳にとまったり、目に留まったりしたことが どれだけ素晴らしいことなのか。この点は何度強調しても足りないよ。なんで”この日に限って”ちゃんと見たんだろう。運命の出会い(的な)。
 「ワンルーム・ディスコ」の可愛い振り付け、影のないストレートな歌詞、オートチューンの少なさ加減… きっとこの辺が、テクノポップに慣れていない自分にも聞きやすい要因だったのでは、と後から分析。ベースの音もしっかり聞こえてくる辺りが安心感を高めます。Perfumeとしては王道から少し外した曲だし、決して評価が高くないことを後から知ることになりますが、それでもこの曲には心から感謝することができる。なんて言われようと、この曲から今がある。誰にも否定できない事実です。


 出会えて何が良かったか、なんて一周年を記念して書こうかと思ったけれど、そんなこと文字に残すまでもなく、死ぬまで自分の心に刻み付けられていると思う。そして今までのつぶやきの数々こそ、その歩みを裏付けてくれている。もうこれ以上はいらないね。それでもこうやってブログにしてしまうのは、まだまだ生きてる確証が足りないと思っているからだろう。

 ”窓を開けても 見慣れない風景 ちょっと落ち着かないけれど そのうち楽しくなるでしょ” すっかり見慣れた風景で、毎日が楽しい。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。なんにも後悔してないよ。ありがとうっていう言葉じゃ足りないけれど、これからも笑顔で応援するね。明日のPerfumeがもっと輝きますように。