大学を修めた大矢真那さんへの思い。


 全国握手会に向かう寝台列車の車中にて。


 大矢真那さんの大学卒業は実は48グループ内でも快挙。なかなか学業と両立した人がいないアイドルグループなんですよね。彼女のファンなら握手会等々で卒業を心配したコメントをし、そのたびにこちらもドキドキしてしまうような回答を得ていたと思う。まさに親心。
 その彼女が無事卒業できたのは、もちろん学友や先生の助けが大きかったと思うが、根底にある真面目さなんだろうなと。時にその頑固さがアイドルらしからぬ行動や言動を産んでハラハラさせられるのだけれども、今はその特質に感謝せざるを得ない。選抜メンバーとして忙しい生活をおくる中で、遊びたい盛の時期、よくぞ食に勉強に励んでくださったと思う。多くの人にとってアイドルが仕事と正反対の位置にあるのに対し、彼女は学業とアイドル業という、片側に寄りすぎた生活をしていた。それで接するのはアイドルを楽しみにしている(=レクと捉えている)人たちなんだから、時に苦しくなることもあっただろうと推測する。オーディションの時、どんな気持ちで応募したかわからないが、その気持の表面は変化しても根本が変わっていない事を身をもって証明してくれるアイドルこそ、一番信頼に値する存在ではないか。どんな政治家の言葉よりも、現実味のある実行力に、ただただお慕いするしかないのだ。


 一方、学業を修めた彼女には自由な時間が生まれる。以前「まだ決まってないんです、寝たいです」と言っていた彼女だったが、もちろん心に秘めた思いはあることだろう。今後その思いをいかに表に出していけるか、表に出して恥ずかしくない存在になれるかが課題となる。ここまで意思を貫いたんだ、最後まで走り続けてほしいと思ってしまう。私達ファンとしては、出来る限りのステージを用意して、活動の場をどう広げるか見守りたい。そのための総選挙のステージである。


 さて、人身事故で2時間ほど停車した富士川の上から推し愛をお送りしました。