Perfume 3rd Tour「JPN」DVDを初視聴。

 いつやろういつ見よう、という年末年始への期待感。裏腹な現状。


 「お前は本当にPerfumeのファンなのか?」という声が聞こえてきそうなブログタイトルですが、どちらも正解です。やっとの思いで開封することができました。一応付け加えておくと、もちろん買ったのはフラゲ日、です。
 10公演近く見に行った公演ですので、さすがに新しい発見とか驚きを1回映像見ただけで見つける事は出来ませんでした。一番昔となると、もう1年も前(平成24年1月14日(土)神戸ワールド記念ホール)なので、いくら平成24年4月1日に行われた広島公演の映像とはいえ懐かしい感が先立つ。あの頃は毎月幸せだったし、ちゃんと自分が生きていたんだなという証拠に一生持ち続けたいと思うDVDです。
 皆が声を揃えて「感動した!」というエンディング、何かと思えば… なんとあの沖縄公演が映像化されていたとは!打ち上げ花火を涙ながらに見上げる3人に心から「お疲れさまー!」と声をかけていたあの頃。楽しかったJPNツアーが終わってしまったという寂しさと妙な安心感に泣いたりしてましたっけ。微かなカオリのインストゥルメンタルがバックで流れるなか、またあの三人を映像とはいえ見る事が出来て、これは立ち会えた者として感動。


 さて、JPN DVDがPerfume初作品、という人も世の中には存在するでしょう。ツアーDVDというのは、そういう人たちを次のライブへと昇華させる役割を担っている。そういう視点で見た時、通常盤に納められている本編だけ見ても、ライブの緩急の変化や際立ったMCを収録できていて、直角二等辺三角形ツアーDVDよりも良い仕上がりになっているのではないだろうか。直角の頃はPerfumeが「大きくなろう」としていた時期だから、武道館より大きく、大きな盛り上がりを見せるであろう横浜アリーナ最終公演が収録に選ばれた。しかし今はまた違う方向へ進んでいる。広島グリーンアリーナ、決して今回のツアーでは際立って大きな会場とは言えないけれども、ある程度の習熟と規模を考えた時最適解だったと映像を見て思った。特にMCという点においてあ〜ちゃんが感極まるのはツアー開始前から明白、ここを映像化したいというのはチームPerfume皆の総意だったに違いない。実際期待通りの感動的な空間を三人は作り出してくれた。
 Disc2に目を向ければ、ツアー最大規模となったさいたまスーパーアリーナの映像もあり、感動的な武道館公演もあり、と隙がない。気のせいかもしれないが、特典のチーム分けMC集において武道館最終公演だけ映像のクオリティが前三日間より高かったので、そういう企画もあったのかもしれないが、現状これで私は満足。Perfumeの武道館と言えば、あの黄色い衣装で決まりだ。


 というわけで、平成25年の映像初めはPerfumeに捧げる事が出来ました。これで気軽に何回も見れます。しかし正月休みが終わってしまう…(目の前のAmazonの箱に詰められた未視聴映像ソースを眺めながら)