卒業は警告として学ぶべき。


 また一人、また一人と風が吹く。



 秋元先生が逸材と表現していたNMB48期待のセンター城さんが卒業へ。最後に「期待に答えられなくてごめんなさい」と泣いていたという。ファンの期待、運営の期待を一心に受けた若きセンターは、数々のスキャンダルは乗り越えられても、今回ばかりは自分のアイドルとしての将来に見切りをつけたようだ。
 厳しい競争、内部統制。このあたりのバランスがおかしくなっているのかもしれない。調整されなければ、これからも離職はあとを絶たなさそうだ。人材流出防止に向けて、活動を緩めてでも方策を打ち出して欲しい。東京ドーム後の48グループにはそれができる余裕があるはずだ。


 普通の子は、訓練しても普通の子。強引な手法がこの先どこまで通用するのか。