iPad2発表。


 先ほどiPad2こと2011年版iPadの発表会が終了。


 One more thing…はなし。iPadは事前の予測通りのお品物。唯一誰も予想していなかったのは、”お風呂のフタ”と揶揄されていた専用カバーのために本体内にマグネットが仕込まれているぐらい…
 ハードウェアの根幹をなすApple A5プロセッサはデュアルコアが推されると思いきや、グラフィックスの強化がポイントとのこと。同時に発表されるiOS4.3ではSafariの挙動の高速化も図られているようなので、新プロセッサーとの共演に期待しましょう。私自身はWi-FiモデルのiPadを所有していますが、家の無線LANで使う分にはいまでも十分早い気がしていますが…
 カメラ搭載によるiMovieGarageBandといった専用アプリケーションの発表の方が盛り上がったかもしれません。どちらもiPadに最適化されて作られているため、広い画面でまるでMacアプリケーションかのように作られていました。その精度は相変わらず高そうです。ソフトウェアの作り込みはさすがApple…と思わずにはいられませんでした。だからこそこのデバイスが生きるという面も多分にある。発表会はこんなところ。


 初代iPad所有者がiPad2にどれだけ惹かれるか… 今でも十分軽くて薄いので、サイズ変更はIPod touchの1G→2Gを彷彿とさせます。プロセッサの強化にとどまっているため、iPhoneならば3Gから3GSへの変化と同じ。サイトを見ていても、今までのようなワクワク感を十分に感じる事が出来ませんでした。いわゆる”信者”でない限りは、買い替える程でもないか…と思ってしまうのも納得です。もちろん、白いiPadに憧れている人もいるでしょうけどね。
 相変わらずのデザリング禁止が明記されていてiOSにも最初からケチがついているわけですが、まずはホームシェアリングという便利な機能に期待して3/11を待つことにしよう。アメリカでiPadが発売されれば、そのパフォーマンスについても数値化されたり、比較する事ができるだろうしね。まずは様子見でいいや…と思ったのでした。